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【構図】オールドレンズに最適!?日の丸構図

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Canon FD50mmF1.8

写真を撮るとき構図を意識して撮れば素敵な写真になると言われています。今回は「日の丸構図」について書いていきます。この構図、オールドレンズと相性がいいんじゃないかなと思ってます。←中心が写りが綺麗ですからね。今回もダラダラと書いていきますが、さらっとお読みいただければ幸いです。

 

 

デハイクゾ 

 

まずはサラッと日の丸構図について

「構図」とは?

構図とは、ビジュアル要素、または「成分」の構成または配置。写真においては、被写体をどこに配置するかということ。

 

日の丸構図とは?

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日の丸構図

写真の真ん中に、被写体を配置した構図のこと。図にしたら日の丸のように見えますよね。これがこの構図の名称の由来なんでしょうね。←覚えやすいので好き

 

日の丸構図のメリット

被写体が真ん中にくるので、超シンプル。だからこそ、見せたいものが伝わりやすいという特徴があります。そんでもって主役が真ん中に配置されるのでバランス良くなり安定感がでます。

 

日の丸構図のデメリット

簡単に撮れる構図なので…素人写真と思われがち。人を撮る時なんかは気をつけないと、記念写真っぽくなってしまいます。入学とか卒業とかの写真がこの構図になりやすいので新鮮さはあまりない構図ですよね。(the記念写真とかには向いてるとも思いますけどねw)

 

オールドレンズに日の丸構図がいいと思う理由

レンズの解像度

レンズは、真ん中の解像度が高い作りになっています。オールドレンズだとその差は顕著ですので、日の丸構図との相性がいいってことになります。(ざっくりとした考えですけどねw)

そんでもって、ボディをフルサイズじゃなくてAPS-Cを使うと更にレンズのいいとこどりができます。(※画角はクロップされるので、狭くなるよ)ちなみにフルサイズ用のレンズをAPS-Cで使う場合、画角は狭くなるけどレンズの解像度の高い部分の面積が広がるので解像度が高いものが撮れます。(センサーの面積の差を補えるかは未検証ですが)

オールドレンズのクセ

先にも書きましたが、日の丸構図はシンプルなので単調になりやすいデメリットがあります。なので、背景やなんやかんやでアクセントをつけてそれを回避していきます。なので撮るだけでオールドレンズの良さが加わり、素敵な写真になります。これはレンズのクセや表現を楽しめるポイントなのではないでしょうか!?

HELIOS 44Mは、背景がグルグル回るって映るという特徴(クセ)があることで有名なオールドレンズです。この特徴は日の丸構図向きですよね。(他があまり思いつきませんが…持ってないのでご勘弁を。)

 

日の丸構図の作例

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Sony SELP1650

※このレンズはオールドレンズじゃありません。α6400のキットレンズです。

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Canon FD50mmF1.8

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SMC TAKUMAR 50mmF1.4

 

まとめ

日の丸構図は、写真の練習用の構図と呼ばれていたりします。きっと主題がはっきりして単調なので、光、ピント調節、背景、色合いなど他の部分に気を使って写真の深み(表現力?)を考えるための構図なんじゃないかと思っております。例えば人を日の丸構図で撮るとしても、ちょっと左右に動けば背景も光の入り方も変わるので。そういう経験や考え方を知るために練習用の構図って言われてるんじゃないでしょうか?

個人的には、オールドレンズらしい写真(としか言いようがないけど)を撮るときや、逆光のときに多用してる気がします。色々考えると…シンプルイズベストってことに無理矢理もってくのでwww

これからもぜひ写真楽しんでください。